パリオリンピックのバレーボールで石川選手のトリックプレーが話題になっていますね。
バレーにおけるトリックプレーとは、
相手チームを欺くために意図的に行われる戦術的なプレーのことを指します。これらのプレーは、相手のブロックやディフェンスを惑わせ、得点チャンスを作り出すために使われます。
ということです。トリックプレー自体は昔からいろいろありますが、今大会ではフェイクセットが特に注目をあつめているようです。
話題のフェイクセット
例によってフェイクセットをAIに解説してもらいましょう。
フェイクセットとは、セッターが相手チームを欺くために用いる戦術の一つで、セットアップの動きを見せかけて実際には別の方向や選手にボールをセットするプレーです。これにより、相手のブロックやディフェンスを混乱させ、攻撃のチャンスを作り出します。
この解説ではセッターがということですが、石川選手の場合は自身がスパイクを打つと見せかけて他のスパイカーにジャンピングトスを上げています。
相手チームはスパイクが来ると思ってブロックしようとするわけですが、スパイクを打つと思った次の瞬間、石川選手は他のスパイカーにトスを上げます。それもジャンプしながら。これ見ていても「おー!」ってリアクションしてしまいますね。まさにトリックプレー。
というわけで、パリ五輪で話題になったフェイクセットがこちら。
こちらはフェイクセット集。石川選手や高橋藍選手のフェイクセット映像がいろいろ入ってます。
トリックプレー
それでは、他のトリックプレーについて解説します。もちろん、AIが。
代表的なトリックプレー
フェイント(Tip):
スパイクのような強打を見せかけて、ボールを軽く相手コートに落とすプレーです。ブロックをかわし、相手ディフェンスの裏を突くことが狙いです。
ダンプ(Dump):
セッターが通常のセットアップの動きを見せかけて、自らボールを相手コートに押し込むプレーです。相手のブロックがセットアップに集中しているときに効果的です。
バックセット(Back Set):
セッターが前方ではなく、後方にボールをセットするプレーです。相手ブロックを混乱させ、攻撃のバリエーションを増やすために使用されます。
クイックアタック(Quick Attack):
セッターが短い距離で迅速にボールをスパイカーにセットし、相手ブロックが反応する前に攻撃を仕掛けるプレーです。ミドルブロッカーとの連携が重要です。
ツーアタック(Two Attack):
通常はスパイクを打たないプレーヤー(例えばセッター)が、予期せぬタイミングで攻撃を仕掛けるプレーです。これにより相手のディフェンスが混乱します。
ブロードアタック(Broad Attack):
スパイカーがコートの広範囲をカバーしながら、予測しにくい位置から攻撃を仕掛けるプレーです。ブロックやディフェンスの配置を崩す効果があります。
今のバレーボールでは珍しくもないプレーも多いですが、どれもトリックプレーに分類されるようです。
クイックなんかは日本で特に有名ですね。クイックは日本が最初に開発したプレーパターンで、このプレーのおかげで、当時の日本は「総じて背が低い」という身体的な劣勢を押しのけ、世界のトップクラスに入ることができました。
スピード感のあるトリッキーなプレーは見ていて面白いですね。